さんでー写真日記

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忘れられない思い出 ~我が家にケンがやってきた その2~


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前編/忘れられない思い出 ~我が家にケンがやってきた~


野良ちゃんはすっかり慣れた頃には私が学校から帰ってくる時間に、必ず途中で待っていることが多くなりました。帰ってくると尻尾をブンブン振って足にまとわりついて来るような子で、んもーそれは可愛くて可愛くて。

でも、私がこの子が女の子だということに気付いたのは随分経ってからのことでした。子供の私にとっては男の子か女の子かなんてどうでも良かったのでしょうねー。
ある日、いつものようにケンと野良ちゃんの3人(?)で散歩をしていたら急にケンと野良ちゃんのお尻とお尻がくっついてしまって離れなくなってしまってびっくり!\(◎o◎)/! 無理やり離そうとするとキャン!と痛がって鳴くので困り果ててしまった私は、くっついたまま2匹を家まで引きずって帰って行きました^^;;;;;

家に帰ると父親がその光景を見て「さかったんか!」といいました。多分さかったって方言ですよね?「うちの子は今さかりの時期で・・・」の「さかり」です。この時私は生まれて初めて犬の交尾というものを見ました。うちの父親にびびったのか、父親にリードを渡した瞬間に2匹はやっと離れました。私はどうしたらいいのか今にも泣き出しそうだったので、このときは本当に安心しました。

しかし、このお尻がくっついちゃった事件のお陰で、大人たちに野良ちゃんと私とケンが仲良くしているのがばれてしまいました。私はこの先のことは何も考えず、ケンの恋人となった(と勝手に解釈)野良ちゃんと3人で毎日散歩をしました。
それから何日後かに野良ちゃんを見かけなくなりました。心配で心配でどこかに行っちゃったのかな~~なんて思っていたら、何日後かに家の前の原っぱの中から急に姿を見せました。でも、そこにあった建設用のプレハブの縁の下がとても気になる様子。なんだろう?と思って覗いてみたらなんと子犬らしき生き物が一匹いる!私はケンの子供だーー!と思って毎日毎日そのプレハブに通いました。
ある日、プレハブの下からはじめて仔犬が姿を現しました。が、、、ケンに似ても似つかない茶色い毛むくじゃらの愛くるしい仔犬。それを見て子供心にケンの子供じゃないことを悟りました。。。

それから何日か経ったある朝、学校に行く前に父親が私に「あの野良を連れて来れるか?」と言うではないですか。私は「え?飼ってもいいの!?」とウキウキで聞いたのですが、父親は「違う。とにかく連れておいで。」と言うのです。ワケがわからないまま、私は野良ちゃんを探しに行って「野良ちゃーん」と呼ぶと、すぐにプレハブの下から顔を出して私のところに駆け寄って来ましたナデナデしつつ、家の前まで連れて来ると、父親が手にビニール紐を持ってやって来ました。これは子供でも理解できます。「縛ろうとしてる」

野良ちゃんは私以外の人間を見ると逃げ出す子です。父親は私にビニール紐を渡しました。私に縛れというのです。私がイヤイヤ野良ちゃんの首にビニール紐を回した所で、急に父親がガシっと縛ってしまいました。無茶苦茶暴れて抵抗する野良ちゃん。子供心に父親のことを蹴ってやろうかという衝動にかられたけど、小学生の私にはこの恐ろしい頑固おやじに反抗することができませんでした。
父親は私に「もう学校へ行く時間だぞ」と言うので、私は渋々ランドセルを背負って学校に行きました。その日は一日中野良ちゃんのことが頭から離れず、学校が終わると一目散に家に帰りました。

母親に「野良ちゃんはどこへ行ったの?」と聞くと、「野良ちゃんはもういないよ。保健所に行っちゃったんだよ。」と返事が返ってきました。「ほけんじょ?」そこがどういう所かわからず「また帰ってくるんだよね?いつ帰ってくるの?」としつこく聞いてもちゃんと答えてくれない母親。仕事から帰宅した父親に「仔犬を探しに行こう」と言われ、これまたワケがわからないまま父親と一緒に野良ちゃんの子供を捜しに行きました。野良ちゃんが戻ってこないのに、その子はちゃんとプレハブの下にいました。父親が野生化しているその仔犬を必死で捕まえて家に連れ帰り、きれいに体を拭いてダンボールに入れたけど、仔犬といえど野生化しているので暴れる暴れる。
父親は私に「お母さんの会社の人のところで飼うんだよ。」と説明しました。「え?なんで?」
そこで、父親に同じことを訊ねてみると「もう戻ってこないからこの子を面倒見てくれる人のところに連れて行かなきゃいけないんだよ」と説明されました。そこで私はやっと理解しました。「もう二度と野良ちゃんに会えないんだ・・・。」
その夜、野良ちゃんの子供は母親の会社の人のところへ連れて行かれました。
キャンキャンといつまでも鳴き叫んで大騒ぎだったことを覚えています。

昨晩、私はどうやったらもう一度野良ちゃんに会えるか一生懸命考えました。そして思いついたのが「“ほけんじょ”に行けばいいんだ!」
翌朝、友達に「ほけんじょって知ってる?」と聞くと一人の子が答えてくれました。「殺されちゃう所だよ」と。
子供ならではの残酷すぎる答え方でした。ただただショックで涙が止まりません。大人に騙されたという気持ちでいっぱいになって、それ以来随分と父親と話をしなくなった時期がありました。後から説明されても理解なんてできない。せめて最初に説明して欲しかった。私はずーっと罪悪感で苦しみました。野良ちゃんを捕まえる手助けをしたのはこの私なのですから。

私の住むところは1000戸ほどが立ち並ぶ住宅地なので、近所の大人たちが“野良犬は危険だから”という理由で保健所に来てもらったはいいが捕まえられなかったために私を利用したらしいのです。
確かに、野良犬は危険と思われがちです。実際、群れを作って人を襲うこともあるので野犬は危険かもしれません。でも、この野良ちゃんが本当に危険だったでしょうか?あんなに人間に怯えるということは、過去に人間に虐待されたり苛められたりしたからに違いないと思うのです。
私は、この野良ちゃんのことはこの歳になっても忘れられないでいます。この先も忘れることができないと思います。泣き叫んででも飼いたいと訴えれば良かった。今でもそのとき大人たちの取った方法は間違っていたと思えてならないです。
せめて、あの後、野良ちゃんが誰か他の人に引き取って貰ってその後も元気に暮らしたというのならいいんですけどね・・・。
---


この話を書こうと思ったきっかけは、先日近所のホームセンターで「このワンちゃんは9/23に保健所で処分されてしまいます。この子はとても人懐っこくて、散歩の時でも引っ張りません。白黒の牛模様の雑種、7~8才のメス。どなたか引き取っていただける方がいらっしゃいましたら連絡ください。」という張り紙を見たからです。
父親にこの事を話すと「誰が面倒見るんだ?お前は毎日帰りが遅いのに」と言われてしまった(ーー;) 確かに今の仕事をしていては面倒をみることなんて不可能。う~~~。だからって見捨てるのかぁ~~~~。会社に毎日連れて行くわけにも行かないしー。う゛ーーー。などと真剣に考えてみたけど・・・。どうせ隠居して家にいるんだから、ぜめて「面倒みてあげる」と一言いって欲しかった・・・。そうこうしている間に9/23はとっとと過ぎてしまった。一旦引き取って、里親をさがしてみるという手もあったのに・・。これじゃあ私自身子供の頃と何もかわっていやしない。

こんな風にしか言えないうちの親父だけど、実は動物好きな人。聞くところによると、ケンがフィラリアで死んじゃった時も父親は密かに落ち込んでいたらしい。うーん。。。

しかし、今でも父と私の間ではたいして会話が弾みません^^; この溝はいつになったら埋まるのか・・。無器用な父親を持つと苦労します。って、親父も同じコトを思ってたりして・・(苦笑)
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★主に外遊びや日々の出来事を思いつきで書いてます。山登り、キャンプ、バイク、道具ネタ、カメラ&写真が中心。
★母屋/アウトドア☆パラダイス http://outdoor.paradisejp.net/
★ちなみに、書いている内容のせいかどうかわかりませんが、よく男性に間違えられますが管理人は“女”です^^;

【写真】
ネイチャー写真、山岳写真のほか、フィルムカメラや二眼、ポラロイド、トイカメラ系も少々。

【所有カメラ】
■Main Camera:Nikon D700
■Sub Camera:GXR・GRDII・LX3
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