さんでー写真日記

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山で遭難しないために


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つい1週間ほど前に、岐阜市内の32歳の女性が、北アルプス山中で2mほどの岩場から落ちて足を痛めて自力下山できなくなり、岐阜県山岳救助隊に救助された。という小さな記事が新聞に載っていました。あんなに魅了されてしまう山ですが、どんなに気をつけていても何が起こるかわからないのが山の怖いところでもあります。

1ヶ月ほど前に近所の山に登りに行った時のストックネタを思い出したので、今日はそのお話。。。

いつものように稜線伝いに山を下っていたところ、明らかに70歳近い女性お二人が話しかけてくださいました。

ご婦人:「あら~~、お若い方が登ってるのね~。あら。ストック使ってるの?それがあると楽?」
私たち:「ええまぁ・・。下りの時は特に助かります」
ご婦人:「あらそ~。なんだかスキーみたいね(大笑) 私たちはダメだわ~。以前は使ってみたけど手を使って登っちゃった方が早いし(笑)」

こんなやり取りをしたことがありました。(山では30代は若いといわれます(笑))
遠まわしではありますが、明らかに「若いのにストックなんか使っちゃって。私たちはストックなんて使わなくても登れるのよ」といわんばかり。

ストックを使う使わないは人それぞれ。私は使っているから軟弱だとか、根性なしだとかいうわけではないと思っています。私がストックを使う理由は、第一に安全を最優先に考えるから。万が一怪我でもしちゃったら仕事に(遊びにも)差支えがありますから絶対に怪我はしたくない。逆にストックを使うことで安全が確保できない場所では当然使うべきではないと考えます。

山を登る60歳以上の方は確かに山を登らない人と比べれば体力はあるとは思いますが、実際はどうなんでしょう?30代の私と比べて本当に私より体力があるのでしょうか?
確かに、同年代の中では体力はある方かもしれませんが、加齢とともに明らかに体力&筋力は徐々に低下しているわけで、「それはあくまでも同年代の中では」だということを自覚することも重要だと思います。
普通に登っている時はよしとして、万が一岩場から落ちてしまった時に怪我を回避できるだけの運動能力というのは持久力でもなければ心肺機能でもない。こういう時はとっさの判断力と瞬発力だと私は考えます。


遭難事故で多いのは滑落・転落だといわれていますが、このほとんどは“転倒による滑落や転落”なんだそうです。小さな小石に躓いたり、重い荷物でバランスを崩すなどが発端となって重大な事故に結びつく場合が多いとか。その他、道迷いからそのまま遭難してしまうケースも多いので、地図が読めるようにすることと、コンパスがきちんと使えることも遭難しないための自己防衛策だと思います。

私は脚力云々の前に、バランス感覚が悪いので特にストックを使うと安心できます^^; スキーで使うストックもバランスをとったりリズムを作るのに役立ちます。それと同じですね。平地であればバランスを崩すことなど大して問題でもないのですが、足場が狭く鋭い岩がゴロゴロしている登山道でバランスを崩すことは非常に危険。
元々心配性なので、常に「もしここで滑ったら・・・」「もし浮石を踏んでしまったら・・・」「こんな所で転んだら血を見るな・・・」などと、最悪のことを想定しながら歩くようにしています。山で怪我をする時は難所ばかりとは限らない。統計的に見ると、難所を通り過ぎてホッと気が緩んだ時に足を捻ったり、大腿部の疲労から思っている以上に足が上がらず石につまづく・・・なんてことの方が多いそうです。特に、転んだ拍子に手をついてしまって手首を骨折・・・なんてことも非常に多い。何れにしても、山を侮らない気持ちが大切だと思っています。

ストックを使うと、体重5kg減と同じくらいの効果があるとも言われています。急に天候が悪化してビバーグする際にはツエルトのポール代わりにもなります。万が一骨折してしまったら添え木代わりに使えます。足を捻ってしまったら杖代わりになるので自力で下山できる可能性もぐんと高くなります。(私はテーピングもいつも携行しています)
というわけで、持っているのと持っていないのではどちらが安心できるか・・・と考えたら、私は持って行くことを選びました。

最後に・・・
自然環境保護の面から考えると、ストックの乱用は山を傷めるので良くないという指摘もあります。ストックの先につけるゴムのカバーは登山道保護に役立つのでゴムカバーはつけたままで使用することがマナーになっています。

#傷害保険、山岳保険の加入も忘れずに・・・


全国山岳遭難対策協議会からの報告(過去10年間の遭難状況)
平成16年中における山岳遭難の概況(PDF)

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Comments


早速やってきました~。
転倒や滑落、とっても恐いです。で、ストックあったら楽なんだという話を聞いたり本で読んだりしていますが、実際どんな感じなのか一度試してみることができたらいいな~と思っています。
が、2本買うとなると結構なお値段もするので・・・。
実は、スキーでストック使うのが下手というか・・・昔、ストックで全身支えて肩をこっぴどく痛めました。それで少しストック恐怖症です。
支えになるはずのストックが原因で転んじゃったりしないかと心配なのです。
自分の体力の過信をしているわけでもなく、むしろバランス感覚は他の体力に比べて劣っているので、下りは慎重すぎるくらい慎重です。
山に登って何かトラブルがあっても困らないような備えは重要だと思います。テーピングとか三角巾とか持っていくのは最低限の備えだと思っています。
私はコンパスを使った地図読みも満足にできませんので、高い山や縦走はベテランに教えてもらいながら一緒に登ってもらわなくちゃいけないな~と思っています。
山を侮るなかれですね。
 

kenjiの姫さん>
お呼び立てしちゃってすみません^^;(笑)
はい。私も本当に怖いです。。<転倒、滑落
うちの会社の子は、過去に先輩を山で亡くしています。
ストックで怪我・・・私もスキーで手首の捻挫をしたことがありますー。
肩や腕の捻挫も半端じゃなくつらいですよね。(想像するだけでイテテ・・)
ストック恐怖症だと余計に実際に使ってみないとその良し悪しはわからないですよね。
お近くだったらお貸しできるのですが。。ザンネン。あ。でも私のは安物ですけど(笑)
スキー用のストックだと長すぎるから使えないし・・・うーん。
使い方によっては確かにストックで怪我しかねないと思います。
使って安心か、使わない方が安心か。その点は非常に重要!安心感は心に余裕をつくってくれますよね。
で、怖いと感じたらとっとと引き返す勇気こそが自分を守る一番の手段だと思ってます。
地図読みは、只今勉強中です。
元々3,000m級の山を制覇してやろうなどという野心はない方なのが救いです(へなちょこ)
 

遅ればせながら読ませていただきました。
全て納得でした。私も石橋叩き壊すくらいの性格なもんで常にここで怪我をしたら・・・という恐怖感が頭にあります。
なにせ下界でモーちゃん待っているし絶対に無事帰らなくてはいけないもので。
その点ストックは恐怖感を和らげてくれます。
疲れてくると足が思うように上がらないときはつま先が引っかかって転ぶ危険がありストックで何度も助けられました。
私はゴムのキャップつけましたが言われてみれば一杯穴開けちゃった跡がついていましたね~~。
ストックは1本派が一番多いですね。2本派はベテランの中高年には確かに冷ややかな目で見られているかも?
でも安全第一自己責任と言う点では冷静に自分の体力・瞬発力・判断力を見つめるべきだと思います。
 

僕も見かけによらず実は慎重派です。
生まれ持ったハンデと上手につきあい、です^^
出来ることから少しずつ。座右の銘になりつつあります(笑)
サポーターがいてくれてシアワセです♪
ちいにゃにはストックを用意します!
 

mo-chanママさん>
石橋叩き壊すくらいの方が安心ですよ~(笑)
山ではないですが、以前友人が目の前で怪我をしたことがあって
自分が痛い思いするのはどうってことないんですけど
どうもそれ以来、友人が目の前で怪我をするのは絶えられないです。。^^;
でっぱさん>
是非ちいにゃさんにストック買ってあげてください(^^)
そういえばちいにゃさんもバスケで鍛えてたそうですから
基礎体力はバッチリでしょうね~。
来年のSLOW TREKまでにでっぱさんも脚力を鍛え直しておいてくださいね(笑)
 

>kenjiの姫さん、mo-chanママさん
はじめまして、Team SLOW TREKのiceです(^^)。
山登りって、登りは心肺機能、くだりは筋力を使うそうです。
くだりはどうしても気持ちが急いてしまうもの。
下り続けて筋肉が疲れてきている時は集中力も低下しています。
だからくだりで里が近づいてきた頃(車の音が聞こえたり)、
一番筋肉が疲労している時にホッと気が緩むと転倒し易くなるのだそうです。
私もトレッキングポールは使いますが、そんな不注意な状況において、
足1本で体を支えるのと3本足(足1本+ポール2本)では精神的な負担もまるで違ってきます。
これもある意味3点確保ですから。
プラスして膝に不安を抱えるリスクも減らせますし。
何より山を熟知したプロのガイドが使う事を勧めています。
無理にはお勧めしませんが、持つことでリスクが減らせるとご理解いただければと思います。
ただ、トレッキングポールを使い始める時は、一度プロの講習を受けることをお勧めしておきますね。
ポールに頼らない(=ケガしない)効率よい動きを無駄なく覚えられると思いますので…。
>melさん、でっぱさん
山で遭難しない為に、地図読みはお互いがんばりましょうね~(^^ゞ。
 

iceさん、初めまして。
アドバイスありがとうございます。
そうです。講習受けたいです。
うまく使えないと私の場合凶器になりかねなくて・・・。
北海道でそんな講習ないかな~。探してみます。
・・・知り合いの山岳ガイドさんに教えてもらおうかな。
地図読みで思い出しました。
去冬、私の住んでいる町の丘陵地帯に、ふらっとスノーシュー持って行きました。その日は朝から天気が良くて、気持ち良さそうだったので、ザックに食料と飲み物だけ持って・・・。
無雪期には、しょっちゅうトレイルランをしている場所です。一番高いところで270メートル程度の尾根伝いの道。標識もきちんとあるし、何より慣れてる道だから・・・。地図は持ってない・・・。
油断でした。
いつもの道を登っているつもりが、雪のためルートを間違っていました。もともと道なんか無くなっていますし。気がついて何とか元の道に戻ったものの、北の空を見上げると黒い雲が・・・。もう、大慌てで登山口に戻りました。時間も夕刻近くになっていて、もう少し遅れたら暗くなってしまっていたし、登山口に下りて一般道を歩き始めた途端、猛吹雪で一寸先が見えなくなりました。
慣れてる道で低山でも地図とコンパスを持つことと、きちんと装備をしなくては危険だと実感しました。
あと、誰にも言わずにふらっとも危険だなと思いました。
家に帰ってこなくても、何処へ行ったかわからないし。
こんな家の近くでも田舎なので携帯電話は通じない場所があります。
冬山はスノーシューのハイキングと言えども、とにかく、備えよ常にですね。
 

ice師匠の言葉にはなるほどと納得させられる点がばかりです。
私もいわゆる“蹴つまずく”という状態になったことが何度かあります。
地面からひょっこり顔を出している石っころにつまずいたり。
地図読みの勉強がんばります!
kenjiの姫さん>
それは身の縮む思いだったでしょうね~~。。ご無事でよかったです。
いつも登っている山や低山でも油断は禁物ですね。どんな山でも雨具と地図やコンパスは
必ずザックに入れて行くクセをつけようと思います。
今年の冬は、雪山で遊ぶ計画が多いので“備えよ常に”を肝に銘じておかなくちゃ。
 

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★ちなみに、書いている内容のせいかどうかわかりませんが、よく男性に間違えられますが管理人は“女”です^^;

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ネイチャー写真、山岳写真のほか、フィルムカメラや二眼、ポラロイド、トイカメラ系も少々。

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