さんでー写真日記

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山頂の天気予報


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先日の3連休は山や海での遭難が相次ぎましたが、特に今回起きてしまった山の遭難については「気象判断のミス」とか「予想外の積雪」などが原因といわれているようです。軽装備のまま大荒れに荒れた山に入ってしまえば、当然かなり危険な状況に陥る確率が高くなるのは誰でも想像できると思います。ということは単純に考えると、天候が悪化することが事前にわかっていれば防げた可能性のある事故であるということになるのですが・・・

素人考えですが、今回のように2日間も吹雪くということを予想するのはとても難しいことだったのではないかと思います。でも、本当に事前に天候が悪化することを知ることはできなかったのか・・・。

天気図を正確に読める人は、この時の天気図を見て「冬型の天候になる。しかも、かなり吹雪くかもしれない」と予想していた人もいたそうです。しかし、(山をやるやらないに関わらず)私たちのような一般人にしてみれば、このように正確に天気図を読むことができる人は皆無に等しいのではないかと思うんです。一般的な天気予報では、「8日の午後から晴れる」という予報が出ていましたから、普通に考えてしまうと

「行きは雨に降られるかもしれないけど、目的地では天気が回復して素晴らしい景色を見ることができるかもしれない。だから行ってみよう!」

と思ってしまうことは十分に有り得ます。この時、私も最初はそう思っていました。



実は、私は7日の早朝から双六岳に向けて新穂高から入山する予定でした。前日は名古屋で仕事をしていたのですが、15時ごろから予想外にも天気が一気に回復してきたので、翌日から予定していた山行を予定通り実行する気満々になっていました。・・・が、この日の夜にはやはり取りやめにしました。理由は、この時点で7日の昼頃から8日(終日)にかけて、北アルプス全域の標高2000m以上の山頂付近は「雪」の予報が出ていたからです。

あまり知られていないようですが、一般の天気予報では知ることのできない山頂の天気予報を配信している携帯サイトがあります。
それは、「岳人」の携帯サイトなのですが、その中にある「山の天気」というコンテンツでは、10/7~8にかけてほとんどの北アルプス山頂の予報は「雪」になっていました。(ちなみに、この予報の配信元はsupported by Weathernews Inc.となっているので株式会社ウェザーニューズだと思われます)

【岳人へのアクセス方法】
http://www.tokyo-np.co.jp/gakujin-keitai/

↓内容はこんな感じです。

01.jpg



02.jpg

6時間毎の予報ですが、雨や雪が一時的なのか、それとも長期的なのかは十分にわかる内容になっています。7日から8日にかけては、これが全部雪マークでした。

03.jpg
それから、当然限られた山のみですが、携帯電話でライブカメラ映像も見ることができます。
上の画像は槍ヶ岳のライブカメラ映像。(槍ヶ岳山荘のHPからも見ることができる映像と同じものと思われます。)
天気予報とともに、目的地に近い場所のライブカメラを見ることで実際の天気を目で確認できるので、より確実な天候の把握ができます。上の左の写真は8日の朝のライブカメラ映像です。雪が吹き付けていて何も見えなくなっています。7日の朝の映像ではカメラが凍っているのが確認できました・・・。
(右は10日の映像です)


こういう予報はあくまでも予報ですが、少なくとも科学的根拠があっての予報です。天気図がまともに読めない私のような人にとっては、これからの行動判断の目安には大いに役立ちます。あとは、実際に現地で観天望気(雲や風の動きなどを観察して、経験をもとに天気を予想すること)などの概念で判断することになると思いますが、こういう情報を知っているのと知らないのでは、最終的に下す判断にも大きく影響があるのではないでしょうか。。

ちょっと話はそれますが・・・


山と渓谷社がインプレス傘下に    2006年10月11日 16時20分 更新

 インプレスホールディングスは10月11日、登山関連出版の山と渓谷社を100%子会社化し、山岳・自然分野に進出すると発表した。

 11月30日付けで、既存株主から全株式を4500万円で取得する予定。

 山と渓谷社は1940年創業の老舗。月刊誌「山と渓谷」のほか、山岳やスキー、アウトドア関連の書籍・雑誌を出版し、2005年8月期の売上高は34億8600万円。

 登山はシニア層を中心に根強い人気があり、インプレスはITやデザインなどに次ぐ新分野として期待。山と渓谷社の豊富なコンテンツのデジタル化などを図っていくとしている。


昨日↑こういう内容のニュースがありました。個人的にはビックリしましたが、これは私たちにとっては随分有り難いことかもしれない?!と、個人的にはかなり期待しています。
山関係の情報がどんどんデジタル化されることで、山にいながらにして有益な情報を引っ張り出せるようになるのだとしたら、これはとても心強い便利なツールになる気がします。

ただ、現在登山を趣味にしてらっしゃるシニア層の大半は、デジタルコンテンツに慣れていないという世代です。携帯電話すら使いこなせない人も多いのではないでしょうか。でも、山をやる方には是非とも「岳人」サイト内の「山の天気」くらいは見ることができるくらいの知識は身につけて欲しいと思います。

ここのところの異常気象を見ていると、長年培った観天望気的な勘や知識だけでは最近の気象状況を判断するのは難しくなってきている気がします。先日の遭難事故で、「低気圧が台風並みに発達するとは判断できなかった」と仰っていたプロのガイドさんが、もし予めこの山頂の天気予報に目を通していたら・・・と思うと、判断はまた違ったものになったのではないか・・・と思えてならないのです・・。(偉そうなことを言ってスミマセンm(__)m)

#ちなみに、山と渓谷社の携帯サイトにも岳人より掲載されている山の数は少ないですが、日本気象協会提供の山の天気は載っています。
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Comments


賢明な判断をされて良かったですね。
10月に入れば晴れてても冬山と考えて装備しないと危ない時期ですから…。
この時期の北アルプスに冬山装備なしで入る方が信じられない思いでニュースを見ていました。
ましてやジャンダルムにロープ無しとは…。安直に入山する人が増えてるのかなぁ。
最近はヤマケイすら読まない人が増えているそうなので、山と渓谷社も大変なんでしょうね。
私も岳人は学ぶことが多くて愛読してますが、サイトはあまり利用していませんでした。
なぜか携帯ではヤマケイを愛用しています(笑)。
岳人サイト、結構便利そうですね。私も試してみようかな。
 

山を楽しむには程遠い私ですが、この連休も含めて、
自然の持つ怖さをメディア等で思い知りました。
里山歩きですが、「岳人」サイトをこれから使いたいです。
そんな訳で、明日ちょっとだけ近所の山を登ってみます。
 

iceさん>
こんにちは~。
こういったたくさんの遭難が起きてしまう時は、決まって季節の変わり目なんだそうですね。
しかし、あの天気でジャンダルムに登っている人がいるとは思っていなかったので本当に驚きました。
私たちの目の前でも、軽装のまま山に入っていく人たちはたくさんいましたし。。
山の雑誌も、毎年違う特集を組んだとしても、そうそうまったく違う内容になるわけでもないので
内容が被る時は私も立ち読みで済ませてしまうことも多いです。
それでも私は本を買うのは多い方だとは思いますが・・。
ヤマケイさんにはこれからも頑張って欲しいです。
そうですね~。
ウエザーニューズのサイトも併用して使ってますが、やっぱり岳人のサイトが何かと役に立つ気がしますよ~(^^)
chichiの母さん>
chichiの母さん、こんにちはー。
先日はありがとうございました。
おお。ここのところ天気も良いので気持ちいいでしょうね♪
クマ出没にだけは気をつけて、鈴をジャンジャン鳴らしながら楽しんできてくださいね~(^^;
私は、週末親を連れて上高地へ行く予定です。
 

昨夜コメントさせていただいたつもりが寝ぼけていたのかな(笑

さすが岳人の天気予報ですね。丁寧な説明ありがとうございます。
早速取り入れ次回から役立てたいと思います。
私も年寄りの部類なんで携帯のサイトは全く活用していないので反省ですね。
今回の猛吹雪は予想できなかったじゃなくてこの時期ならありえる!という認識で次回からは必ず冬装備完璧で望みたいと思いました。
心配おかけしてすみませんでした。
私一人だったら絶対中止なのですがMPが死なない程度に冒険&勉強!っていうタイプの人間なんで。
一応隊長ですのでさからえません(笑)
 

mo-chanママさん>
こんばんは~。
いえいえ。差し出がましいことばかり言ってこちらこそスミマセン^^;
パパさんがご一緒なので大丈夫だとは思っていますけど、やっぱり心配しちゃうんですよね。(心配性なもので(^^;ゞ)
ただ・・・
>一応隊長ですのでさからえません(笑)
体力のない人に合わせて山行計画を立てるのが基本なので
(mo-chanママさんご夫婦の場合は当然ママさんに合わせる)
パパさんがあまり無理な行動を取っちゃうようだったら私が文句を言ってしまうかもしれません!(爆)
って、これは冗談ですが(笑)
実際、ご夫婦で登山を楽しんでらっしゃる方は多いですが、実は
「夫婦が必ずしも登山のベストパートナーとは言えない」といわれるのは
「夫婦だから無理をいってしまう」「無理を聞いてしまう」という
図式が成り立ってしまうかららしいです。。(ご参考までに・・)
ところで、風邪を引かれたとのことですがもう大丈夫ですか?
私は冬山はやる予定がないのであまり詳しくはないですが、
知人の話によると、冬山装備の中では低体温症にならないための工夫もいるそうです。
特に吹雪いた時に、衣服に覆われていない顔や頭部の保温も怠ってはいけないのだとか。
(ニット帽や目出帽みたいなモノのことのようです)
-15℃~-20℃くらいの中でテント泊をしていると、シュラフカバーの中に霜が張るんだそうです。
も~、こういう話しになると私の想像を絶していますけど^^;;;(笑)
岳人の携帯サイトぜひ利用してみてくださいね♪
でも、mo-chanママさんはまだ全然年寄りの部類じゃないですよ~!^^;
 

melさんはいつも賢明な判断をされてますよね。
ヤマケイを読む程度の学習すらしないで入山している人がいかに多いことか。
実際にそのことを嘆く関係者は多いのではないでしょうか…。
山の大切な情報が入山者に伝わらないのですから。
危機管理を知らない登山者が激烈な環境である高山帯に足を踏み入れれば、
牙を剥いた自然を前になす術がないのはある意味あたりまえのように思えます。
だからこそより一層の慎重さを持って行動して欲しい。
文字通り”一歩”を間違えれば大事に到る場所である事を肝に銘じたいものです。
失わずに済む命を大切にして欲しいと願わずにはいられません。
山では常に謙虚でありたいと思います(自戒を込めて)。
>mo-chanママさん
私も「10月に槍に行く」と見たときから陰ながら心配しておりました。
ご無事に帰還されてホント良かったです。
 

iceさん>
お返事遅くなりました~~m(__)m
日曜日は親を連れて上高地へ行ってました。ここのところ毎週あの周辺に出没してます^^;(笑)
今も毎日のように遭難事故が起きていますね。。
登山の事故の発生確率は、街で生活をしているのとさほど変わらないと聞いたことがありますが
登山をスポーツと捉えた場合は、非常に危険度の高いスポーツになりますよね。
山は、全ての条件が揃うことで無事帰ってこれるのだと思っています。
ひとつでもその条件が微妙にずれただけでも、明暗を分けるのでしょうね。
進むか、戻るか、ビバーグか・・・
ザイルを使うか、使わないか・・
登るか、登らないか・・
アイゼンの有無・・・
全てがその時々の判断で決まっていく。
>山では常に謙虚でありたいと思います(自戒を込めて)。
そうですね。私も同じ思いです。
私たちは毎回、山に入るときにはコソッと「おじゃまします」と言って入山しています。
 

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★母屋/アウトドア☆パラダイス http://outdoor.paradisejp.net/
★ちなみに、書いている内容のせいかどうかわかりませんが、よく男性に間違えられますが管理人は“女”です^^;

【写真】
ネイチャー写真、山岳写真のほか、フィルムカメラや二眼、ポラロイド、トイカメラ系も少々。

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